【Title】: Zwei Worter(ツヴァイ ウォルター) | 【ブランド】: CLOCKUP/チーム・ジオ | |||||||||||||||||
【ゲームタイプ】:ADV | 【発売】: 2007/04/27 | |||||||||||||||||
【属性】:・ツンデレ、同級生、獣耳 | 【種別】:・感動系、燃え系 | |||||||||||||||||
【スタッフ】 原画: 今中光太郎 シナリオ: 迂闊早夫、ORU、はろぺこにゃん、神楽玄武 主題歌: 佐藤ひろ美 【体験版等】 メーカーサイト(CLOCKUP)から体験版、主題歌、 デモムービーその他がDL可能 【その他】 ・Zwei Worter(ツヴァイ ウォルター) 攻略 ・【Amazon】Zwei Worter(ツヴァイ ウォルター) ・【Amazon】”CLOCKUP”で検索 |
【キャスト】※主要ヒロインのみ
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | ||||||||||||||||||
【人気投票率】: 28票/6.8% | 【地雷投票率】: 0票/0% |
【レビュー】 | 【執筆】: ザイニエル さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 90 点 | ||
<ストーリー紹介>オフィシャルホームページより抜粋 西暦2005年の大規模隕石群により人類は大打撃を受けた。 しかし、それと時を同じくして出現した、知的生命体「ディゾルブ」の先進科学技術により、絶滅の危機を乗り越える。 そして 西暦2007年に絶対攻撃型外宇宙生物「エルシド」が襲来。 以降、人類が手にする科学技術は、全て防衛戦争へと傾注される。 ――このわずか二年間で、世界の人口は十分の一にまで激減した。 西暦2017年 人類・ディゾルブ・そして人類が新しく生み出した「ハイブリット」…… この知的生命体3種が、地球圏の存亡をかけてエルシドに挑む。 主人公【イズモ・キョウシロウ】Izumo kyoushiroh 中野訓練校へ通う普通の少年。 (この世界では一般教養の他に軍事教練が学生の必須科目とされている) 勉強も運動も中の上のどこにでも居る男の子だが、全世界が宇宙怪獣(エルシド)との戦争に明け暮れる絶望に満ちたこの世界で、目の前に居る弱いものを守りたい、悲しみに暮れる人を救いたいという正義の気持ちは誰にも負けない。 ヒロインとの出会いをきっかけに、空間制圧用戦略重機動砲台『アレキサンダー』を駆り、地球を守って戦うようになる。 <コメント> 大きく分けてヒロインルートとファイナルルートに分かれています。 ヒロインの容姿、性格、過去の出来事など充分に引き出し、魅力あるものに出来ています。 ただ、ヒロインルートは5、6話と短くしたため、一部のヒロインについてシナリオに不備が見られ、設定未消化の部分も見うけられます。その他のヒロインについては、短いなりに旨くまとまっていいものに仕上がっていました。 ファイナルルートの演出、BGM、シナリオの盛り上がり等は不備部分を吹き飛ばす程、文句のつけようが無いすばらしい出来具合でした。前作「ジオグラマトン」とのつながりはほとんどないため、前作をやってない方でも話に入っていけます。 |
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【システム】 | 【評価】: 75 点 | ||
■システム(機能) ・Hシーン回想 ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・クイックセーブ&ロード ・サムネイル(セーブ/ロード画面) ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 戦闘パートはヒロインたちの指示にしたがえば勝てますが、演出について盛り上がりに欠け、 煩わしさも目立つため、無くてもいい物でした。 ただ、次回から戦闘スキップが可能なためそれほど苦になりなせん。 基本的なシステムはそろえてあり、不備は見当たりません。 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 90 点 | ||
前作と原画家が変わったため不安視しておりましたが、グラフィックレベルは前作を上回る美麗のものになっております。3D方面も精密に描かれ、本作品の力の入れようが見て取れます。問題は回想シーンの少なさでしょうか。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 95 点 | ||
OP曲やED曲、BGM等サウンド系に関しては、すばらしい物に仕上がっており、 ファイナルルート途中に挿入されたOP曲も演出を盛り上げ、文句の付けようがありません。 |
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【実用関係】 | 【評価】: 70 点 | ||
■実用(シーンの種類) ・ラブラブ ・フェラ ■実用関係(コメント) ユキエが2つ、イリューダ3つ、残りヒロインが一つずつで計8つ。 ただし、イリューダの3つは連続のため、1つ分にあたり、実質全員で計6つ。 こういう作品は、内容面に力を入れているため、こちらの方向には薄くなりがちであり、一人頭2,3つ欲しいところでした。以前、雑誌に出ていたシグレ団体との乱交シーンも没になった模様、その辺もマイナスです。 |
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【総評】 | 【評価】: 84 点 | ||
グラフィック、BGM、シナリオの豊富さ、いずれもA級クラスの出来栄えで、買って損は無い作品でした。 ヒロインルートの不備や実用面の少なさ、戦闘パートの根本的な改良などの点を除けば、今年を代表するすばらしい作品になったでしょう。それだけに前述の欠点が痛すぎます。それさえなければ100点も夢ではなかったでしょう。 前作「ジオグラマトン」との補足 前作と今作、両方通じて出てくるのはリョウトのみ。 シグレ?と出雲司令と思われる人物は出てきますが、本人と確認できず。 イリューダは名前だけで完全に別人。ユキエの両親も出てこないため、前作のファンには寂しく思われる。 くろふぁん4Ghz(もし出れば)にて、その辺の補足をお願いしたいです。 |