【Title】: パペットプリンセス | 【ブランド】: ぷちぱじゃま | ||||||||||||||||||||||||||||
【ゲームタイプ】:ADV | 【発売】: 2005年08月26日 | ||||||||||||||||||||||||||||
【属性】:妹系、同級生、幼馴染、その他 | 【種別】: 感動系、萌え系、その他 | ||||||||||||||||||||||||||||
【スタッフ】
【ムービー等】 メーカーサイト(ぷちぱじゃま)から CM、OPムービー、体験版がDL可能。 |
【キャスト】
【関連】 【Amazon】 パペットプリンセス〜傀儡姫。私は操り人形〜 パペットプリンセス(本作品のノベライズ) その他”ぷちぱじゃま”のゲーム 【参考】パペットプリンセス 攻略 |
【レビュー】 | 【執筆】: everそぅるさん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 83 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより 誕生日の日、東馬昴(とうま・すばる/主人公)の携帯に一通のメールが届いた。 それは義父である東馬恭二(とうま・きょうじ)からのメールだった。 〜今晩、学校に来い。お前に贈りたいものがある。〜 メールに従って昴は夜の学校へ行くと、薄暗い教室にはひとりの少女が待っていた。 その少女こそが、恭二のいう彼への贈り物だった。 少女は昴の気配に気付くなり、彼を挑発する。 再び届いた恭二のメールに従い、彼は少女を襲ってしまう。 少女の名は織田穂香。クラスメートだった。 そんな事情をきっかけに、昴と穂香の日常は一変してしまう。 ふたりは恭二の手の中に堕ちた人形となり、ことあるごとに狂態を演じることになる・・・。 (ストーリー紹介ここまで) ストーリーは昴宛てに恭二から穂香が誕生日プレゼントとして与えられ、「その人形を抱け」という命令メールが送られるところから始まります。 世界的にも有名、かつ手段を選ばない恭二に逆らえない昴は命令どおり穂香を抱き、それ以後も命令メールがあるたびにさまざまな場所やシチュエーションの中、少し重苦しい展開で進んでいきます。主人公も穂香に対して罪悪感を抱いているものの、自分の欲求を抑えきれず、命令のままに淫らな関係を繰り返す、また穂香もそれに従うといったものです。 キャラ設定としては積極的で明るいキャラの奈緒と、無口で内気なキャラの穂香という配置です。そこへ独自性のあるキャラクターが絡んできて話が発展するという設定です。穂香が内気な性格なだけに何かを言いかけてやめる、といった展開がいくつかあり、もどかしさや違和感を覚えることもしばしばありました。 前半で各キャラクターの人間関係を描き、中盤では穂香との交わり、終盤はミステリーチックな内容です。感情移入しやすく、ゲームの世界にも十分同感を抱ける部分があったと思います。 エンディングはというと、ストーリーが進んでいくうちに状況がだんたんと意味不明化していくため、ネタばらしのような意表を突かれるような終わり方です。人によってはこの展開がトラウマというかあまり好ましくは取れないかもしれません。嬉しい反面、悲しさまじりの終わり方でしたね。 バッドエンドは感情が入っている分、儚く悲しすぎる部分もありましたが。 タイトルがタイトルだけに、よく見かけるしょっぱなからエロもろだしゲームを連想しがちですが、プレイしてみるとそんな印象とはまったく違い、暖かでどこか切ない純愛ストーリーものだと納得できると思います。それでもストーリーの設定上、割りとマニアックな演出も多かったと思います。 |
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【システム】 | 【評価】: 80 点 | ||
誤字や脱字は大して目立ちませんでしたが、まったくないわけではなく、一度見かけるとどうしても気になるようなミスでしたね。 *奈緒が何か失敗する⇒「奈緒の代わりに奈緒が手伝う」みたいな感じです。 スキップが遅い、といったような問題は大してありませんでした。 セーブ48箇所+クイックセーブ4箇所。セーブ&ロードは随時可能です。 選択肢もそれほど多くはないのでこれだけあれば十分だと思います。 システム関係(機能): Hシーン回想、 CG回想、 エフェクトカット・調整、 メッセージ速度調整 |
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【グラフィック】 | 【評価】: 95 点 | ||
絵や立絵はなかなかの出来具合。ほわ〜っとしていて目の位置も低く、幼い印象を受けやすいです。最近でているゲームの絵に比べてみると、割りとぼやけているような絵(特にHシーンは)で、どこか夢見心地な暖かい印象を受けます。 ただ、CGをあまり深くまで描いていないらしく、Hシーンなどで演出のズームなどがかかったときにもろドットのような絵になってしまうのが少し残念。自分は大して気になりませんでしたがw |
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【サウンド】 | 【評価】: 70 点 | ||
音声は演技やキャラ設定に順じ、問題はありません。 特に奈緒は場面や表情によってとても感情のこもった演技ができており、かわいい妹としてとても聞き応えがありました。 音楽は場面にあったものが多く、やんわりとしたものが多いので聞いてて特に問題はありませんでした。しかし、時々学校でのちょっとしたミス程度の場面で切羽詰ったようなBGMが流れたりしてなにか起きるのか?と思えば何事もなくフツーに過ぎる、といったことがあったので少し違和感を感じることがありました。 OP曲は結構ハード&ダークでこれから起こる展開を期待させるようなものでした。歌い手のかたもまったく問題なくあれはあれで好きになることができました。 ED曲は穂香ルートだったときのみ解説しておきます。エンディングがエンディングだけにやはり悲しさを漂わせるものでした。すごく壊れそうなイメージでしたね。うるっと来る人も多いかと思います。 |
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【実用関係】 | 【評価】: 80 点 | ||
立ち絵はポーズ変化、表情変化ともにあり。ポーズ変化のパターンはそんなに多くはありませんが、表情変化はそこそこあって、会話に合わせて切り替わり、アクションも大きくてわかりやすいです。 CG数は42枚とあまり多くありません。それでも一枚一枚が濃厚な出来具合でしたし、ストーリーもたんに短いわけではなかったので充分満足できました。 えち関係 :寝取られ コスプレ ふ○ら えすえむ らぶらぶ |
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【総評】 | 【評価】: 87 点 | ||
初めて購入したこっち系のゲームだったのでかなり満足していたと思いますw やっぱり今時のもの比べるともどかしさやせつなさ、夢見心地な内容になっていたと思います。とくに留意する点はございませんでしたが、機会があればぜひ一度プレイして見られてください。 |