【Title】: パルフェ〜ショコラ second brew〜”Re-order”(戯画) | |||
【ゲームタイプ】:ADV | 【執筆】: 多謝さん | ||
【属性】:ツンデレ、お姉さん系、同級生 | 【種別】: 萌え系 | ||
【スタッフ関係】 原画・キャラクターデザイン ねこにゃん 脚本 丸戸 史明 with 企画屋 背景美術 草 薙 主題歌 I've sound / 『Leaf ticket』 ムービー 神月 社 [es-dev] ※その他情報: 戯画パルフェ特設サイトにウェブコミックやキャラ人気投票あり |
【メインキャスト】 由飛: 高規則つばさ 玲愛: 松永雪希 明日香:MIENO かすり:神月あおい 恵麻: Yuki-Lin 里伽子:浅野麻理亜 【その他】 【Amazon】パルフェ〜ショコラ second brew〜 【Amazon】”戯画”で検索 【参考】パルフェ〜ショコラ second brew 攻略 |
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【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||
【人気投票率】: 16.7% (05/12度投票結果) | 【地雷投票率】: 2.1% (05/12度投票結果) |
【レビュー】 | |||
【シナリオ】 | 【評価】: 82 点 | ||
大学生である主人公が、以前姉が経営していたカフェを復活させるために新設の大型ショッピングモールに出店するも、真向かいには同コンセプトの人気店が・・・。さまざまな苦難を超えて、女性スタッフと協力し、店を復興させることが出来るのか?あらすじはこんな感じです。(アレ?なんか違うような・・。(笑)) シナリオは全体的に見て、ほのぼのな萌えがそこかしこにちりばめられていて好印象。前作をやってない私にもすんなり世界観を理解することが出来ました。 キャラは教え子、ツンデレ、天然、姉、クールと各種属性がバランスよく配置されてます。 テキスト面についてですが、テンポがよく、全体のイメージを崩すこともありませんでした。とりたてて減点するところが見当たりません。 各ヒロインが気持ちをストレートに(一名ツンデレがいますが)伝えてくれるのは気持ちがいいです。爽快感というのとは若干違いますが、もやもやせずスッキリとしたシナリオなのではないでしょうか。 特に、玲愛・由飛の両シナリオは両キャラの関連付けも出来ていたし、起承転結もきちんとしていたように思います。 若干主人公のモテモテ具合は気になりました。(他のキャラ攻略時のシナリオで冷たい視線が痛い(苦笑)) あと、私的にですが各シナリオに入ってから、序盤に冗長な部分が少しあったように感じられました。普通なら気がつかないところですが、全体的に高レベルだったため目だってしまったのかなと感じました。 追加シナリオも微妙な感じ(蛇足っぽい)は否めませんでした。もう少ししっかりしたつくりにしてほしかったです。 総評としては、「評価が割れなさそうな良シナリオ」のため万人にお勧めできると思います。 萌え系ウエイトレス好きなら尚OK。 |
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【システム】 | 【評価】: 90 点 | ||
まず一言。「すごい快適!」 オーソドックスなADVなので、最初は普通にプレイしていて気がつかなかったのですが、セーブバーが画面→に隠れてたり、毎日のイベント表が参照できたりと痒いところに手が届く親切設計。イベント発生条件なども参照できるので、攻略に手間がかからなかったのがうれしいところ。 オートセーブ機能、キーボードの各種割り当て機能もあり、ADVとしては最高レベルのシステム周りだと思います。 各キャラの文字の色を設定できるって言うのは新鮮でした。 処理も全体的に軽く、プレイ中意識を妨げることもありません。 ウインドウ関係のデザインもゲームの雰囲気にあっていて好印象です。 正直他社に見習ってもらいたいぐらいの出来だと思います。 ※システム(設定、機能) : Hシーン回想 CG回想 ボイスカット・個別調整 エフェクトカット・調整 メッセージ速度調整 未読スキップ |
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【グラフィック】 | 【評価】: 78 点 | ||
CGは113枚(差分含めず)となかなかのボリューム。 立ち絵枚数は未確認ですが、少なくは感じませんでした。エフェクトの使い方も合格点。アクション的な描写は良かったと思います。 デッサン的にはまったく問題なし。ウエイトレスの服のデザインもいいと思います。 ただ、通常イベントのCG枚数の割合が少なかったように思いました。もう少し話の盛り上がるところでCGを多用してほしかったと思います。 絵柄は比較的万人に好まれるタイプかと思いますが、個人的な好みもあり評価は辛めにしました。 |
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【サウンド】 | 【評価】: 85 点 | ||
雰囲気はあってると思います。個人的にピアノアレンジが見事だったと思います。 OPはI'veってことでまったく問題ありません。ムービーもあいまって作品の雰囲気作りに一役買っています。 |
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【実用関係】 | 【評価】: 80 点 | ||
H回想シーンは18個。 作品の性格上ラブラブ系しかないので実用性って言う観点から言うと微妙な気がします。ノーマルなHが基本なので刺激が少ないと感じました。 個人的に着衣が基本なのはポイント高いですが、学生服比率が低すぎるのは悲しかったです。;;(学生一人しかいないので) 各キャラの愛らしさが伝わってくるテキストと演技には好印象。愛あるHシーンが好きな方はきっと気に入ると思います。 ※えち関係 : ふ○ら、らぶらぶHなど |
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【総評】 | 【評価】: 84 点 | ||
総合的に見て、世界観の統一がなされてるバランスの良い萌えゲーというのが総評です。 個人的に感動系が好みなため採点辛めのところもありましたが、間違いなく万人にお勧めできる作品だと思います。 しかし、やっていてホッとする安心感・満足感は得られましたが、刺激が足りなかった、ガツンとくるものがなかったという感じは否めません。 高レベルだとは思いますが、傑作というのは一歩足りない感じでした。 その他 : 声優さんの演技は及第点。個人的に玲愛、明日香は良かったと思います。 しかしカトレアのツンデレっぷりは最高でした。まさに理想のツンデレです。戯画さま、本当にありがとうございました。(笑) |