【Title】: リトルバスターズ! | 【ブランド】: Key | ||||||||||||||||||||
【ゲームタイプ】:恋愛アドベンチャーゲーム | 【発売】: 2007/07/27 | ||||||||||||||||||||
【属性】:姉系・同級生 | 【種別】:感動系 | ||||||||||||||||||||
【スタッフ】 原画:樋上いたる/Na-Ga シナリオ:麻枝准/都乃河勇人/城桐央/樫田レオ 音楽:折戸伸治/戸越まごめ/麻枝准/Manack/PMMK 【関連】 JANコード:4933032004387 ※リトルバスターズ! 攻略 ※リトルバスターズ! デモムービー(デモ館) 【体験版等】 メーカーサイト(Key)から体験版がDL可能 |
【キャスト】
【Amazon】リトルバスターズ! 【Amazon】”Key”で検索 |
||||||||||||||||||||
【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】 | |||||||||||||||||||||
【人気投票率】: 236票/42.8% | 【地雷投票率】: 29票/15.1% |
【レビュー】 | 【執筆】: Asyu さん | ||
【シナリオ】 | 【評価】: 78 点 | ||
(ストーリー紹介)※オフィシャルサイトより あの、一番辛かった日々。毎日ふさぎこんでいた日々。そんな僕の前に、4人の男の子が現れて、僕に手を差しのばしてくれたんだ。 『強敵が現れたんだ。きみのちからがひつようなんだ!』 そう彼らは訴え、僕の名を訊いた。 『・・・なおえ、りき』 『よし、いくぞ、りき』 一方的に手を掴んで、僕を引きずるように走り出す。 『ね、きみたちは?』 転ばないように必死についていきながら、そう訊く。 『おれたちか?悪をせいばいする正義の味方。ひとよんで・・・リトルバスターズさ』 歯をにやりと見せ、そう名乗った。 (中略) それが、僕らの出会いで、そしてそんなお祭り騒ぎのような日々の始まりでもあった。ずっと、そうして彼らと生きていたら、僕はいつの間にか心の痛みも寂しさも忘れていた。ただただ楽しくて・・・いつまでもこんな時間が続けばいい。それだけを願うようになった。 |
|||
(コメント) すべての個別ルートが、全ヒロインルート終了後にプレイできるルートの為にあるようなシナリオの構成。 ジャンル的には、「恋愛」と言うより「友情」だと思います。 笑いの場面は適度にあり良いのですが、シリアスな場面や感動する場面が意外と少なかった感じがします。 一番の見所が、ラストなのですが、そこまでの過程が少し苦しいので途中で投げてしまわないかが心配です。 最後まで行けば、確実に泣ける作品にはなっていると思います。 |
|||
【システム】 | 【評価】: 90 点 | ||
■システム(機能) ・CG回想 ・ボイスカット・個別調整 ・エフェクトカット・調整 ・メッセージ速度調整 ・オートモード・速度設定 ・未読スキップ ・クイックセーブ&ロード ・ウィンドウモード(800x600) ■システム(コメント) 基本的なADVのシステムは揃っています。 その他に、「バトルシステム」や「野球」などもあります。 本編中でオンオフの設定ができるのですが、途中で変更できないので、やや苦しいものがあります。 バトル、野球、両者ともやり込める要素があるので、楽しめる人は楽しめると思います。 そういうミニゲームが嫌な人はオフにしても問題ないので、不自由に感じることはないでしょう。 |
|||
【サウンド】 | 【評価】: 83 点 | ||
OP、挿入歌、そしてEDが4曲の計6曲です。 各EDテーマは、そのルートのEDに相応しい雰囲気の曲になってます。 挿入歌も、挿入シーンに良くあっており、涙を誘う曲になっています。 |
|||
【グラフィック】 | 【評価】: 80 点 | ||
差分なしで97枚 全体的に綺麗です。 特に背景はリアルな感じがして良かったと思います。 |
|||
【総評】 | 【評価】: 81 点 | ||
シナリオを、ミニゲームのバトルや野球で誤魔化している感じがします。 ミニゲーム要素は別で作るなどした方がよかったのかもしれませんね。 また、最初からクラナドを越えると、言ってしまったせいか、期待してたより面白くなかったと思います。 しかし、最後のリトバスエンドは、感動でき良かったと思います。 過度の期待をしなければ、楽しめる作品にはなっていると思います。 過度に期待すると地雷になりかねないので注意が必要かもしれません。 |
【感想】 | ES さん | ||
リトバスの作品の感想としては、全体のつくりの良さはさすがKeyという感じですが ミニゲームは面白い→でも本編に影響しない 理樹の成長の話?→でも結局最後は恭介 というふうに、焦点が定まってない感じもします。 あと、もう少し掘り下げた描写があればなあと思う箇所が多いのもそうです。 子供時代の話とか、鈴と逃亡生活(特に最後のあたり)とか、いろいろ。 特に昔の話をきっちり抑えておくと、理樹と鈴の距離の変化という美味しい要素が活きてくると思うんですよね。 Kanonっぽい演出なら、1日の終わりに昔のことを夢で見たりしていたところだと思うのですが、今回は夢を見ないという設定なのが裏目に出ていたりするかも、とか。 まあなんだかんだで面白かったんですけどね。 |
|||
【感想】 | 通りすがりさん | ||
CLANNADが全体のシナリオの完成度の高さで常時うるっとしたのに対し、リトバスはLast Episodeで一気に泣かされました。春原が脇役として色んなシナリオでいい味出してたのに比べ、男がシナリオのメインで一番泣かせてくれるというのも面白い構成だと思います。個人的にLast Episode冒頭はことみシナリオよりもボロ泣きしたくらい感動しました。 その反面、鈴以外の女性の個別ルートが残念でしたね… 共通で幸せそうにしてくれたのにルートでボロボロにされていく小毬、葉瑠佳は見るに耐えませんでした。 全体で見ると個別ルートが理樹の成長のために用意されただけというのも悲しいです。 キャラ自体はKEYらしからぬ(笑)ギャルゲちっくで可愛い子ばかりだったので更に残念でした。 総じると、Refrainは個人的にKEY史上最高峰、それ以外は凡作程度、というところですかね。 コンシューマで出すなら個別ルートの練り直しと声優のduelシステム(旧声優と新声優の個別切り替え)を希望します。 野球とかのミニゲームだけできるパッチとか個別キャラのアフターFDとか出たら狂喜するんですが(笑) |
|||
【感想】 | 鍵っ子さん | ||
私もKey作品は大体やってますが(PS2版などはしてませんが)リトバスは正直イマイチでした。最大の原因は制作者側が「CLANNADを超える作品にする」と言ってしまったことですね。これによりかなり理想が高くなってしまったと思います。一般的に見れば良作だと思いますが、CLANNADと比べるとどうしても見劣りするかな。 シナリオ書いてる方が変わってるんですかね?個別ルートが力の入れ具合というか完成度がバラバラだったと思います。鈴〜リトバスENDはかなり良かったと思いますが。全体で見ると鈴以外のルートは伏線だったことになるのかな。理樹が強くなる為の。こういう作りは良かったと思う。でも個別ルートの完成度はもっと上げてほしかった。 長くなりましたが、最後に一言。 鈴とラブラブしたいから鈴アフター作ってKey! |
|||
【感想】 | 匿名さん | ||
シナリオについては、やはりCLANNADをプレイした方にとってはやや不満が残る短さだったと思います。ただ、その分前半のゲーム性により、プレイ時間は大幅に増加している面で取り戻せていると思いますね。ゲーム性がここまで出ているものは滅多にないでしょうね。おかげでかなり楽しめましたし。もちろん、これからも楽しむつもりでいますがw あと、全般的にCLANNADやAirよりもシリアス面に磨きがかかっているような、なんというか…幸せのような日常の前半と怒涛の展開を見せる後半の落差についていけなければ難しいと思いました。現実というのは得てしてその落差は急激なものなので、よりリアルに近づいているのかなぁと。まあ、世界設定はリアルでもなんでもない奇跡に近いものが含まれてますけどね。 一番きついと感じたのは小毬と葉瑠佳ですね。その分のめり込んでもしまいましたが。家族の問題やフラッシュバック。一番身近でありそうな感じ。また、鈴のあの境遇も、妙にリアルで……いろいろと考えさせられますね。 一番良いと感じたのはやっぱりリトルバスターズ編ですかね。恭介や他の全員の気持ちや過去が明らかに。そして別れのとき。思わず泣いてしまったり。 まあ、やはりKanonから続くように、奇跡があったり、記憶喪失があったり。ここら辺は王道とでも言えばいいんですかね。テキストやシナリオの質は上がってると思います。あとはAirのネタを引っ張ってきたり、そこらへんも面白かったですね。 |