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 【Title】: Chanter -キミの歌がとどいたら-  【ブランド】: テリオス
 【ゲームタイプ】:学園ヒューマンドラマADV  【発売】: 2006/10/27
 【属性】:ツンデレ、お姉さん系、 妹系、 幼馴染  【種別】:感動系

【スタッフ】

◆原画: 土代昭治
◆シナリオ: 田中ロミオ 有限会社リサイト
◆ジャンル: 学園ヒューマンドラマADV
◆主題歌:『a piacere』 歌:KOTOKO 
 作詞:KOTOKO 作曲/編曲:高瀬 一矢 (I'veSound)
◆EDテーマ:『Harmony〜僕の歌がとどいたなら〜』 歌:佐藤ひろ美
 作詞:佐藤ひろ美 作曲/編曲:藤田淳平 (Elements Garden)
◆ムービー製作:神月社

【体験版等】

メーカーサイト(テリオス)から体験版、
サンプルボイス、主題歌、壁紙がDL可能。



香坂 千歳(こうさか ちとせ) :  みんと
綾瀬 伊吹(あやせ いぶき) :  涼森ちさと
新堂 桜(しんどう さくら) :  茶谷やすら
野々原 雪希(ののはら ゆき) :  佐本二厘
吉住 琴子(よしずみ ことこ) :  AYA

【その他】

【Amazon】Chanter
【Amazon】”テリオス”で検索
【参考】Chanter 攻略

【関連】
PS2版 07/08/30 発売予定
インターチャネル

 【Gamer's Square月別人気・不人気投票データ】
 【人気投票率】: 9票/2.9%  【地雷投票率】: 4票/4.5%



 【レビュー】  【執筆】: リーシャスさん
 【シナリオ】  【評価】:      70         点

==================ストーリー(公式サイトより抜粋)=====================

 出会うは別れの始まり、別れは旅立ちの前奏曲――

 季節は夏。
 飯島幹也、三年生の夏。
 今まで幹也は、刺激も不満もない生活を過ごしてきた。
 大きな事件と言えば、両親が離婚した事くらいだろうか。
 それ以外、“たいしたこと”など何もなかった。
 ついぞ変化を求めたくなるのが若さだが、これはこれで、慣れてしまえば心地よく。
 暇を潰すように毎日を過ごしていた。
 進路も決まらぬまま、一学期が終わろうとしていた。
(主人公いわく) 蛮族の血を色濃く残す幼なじみ、香坂千歳。
(主人公いわく) 絵に描いたような生徒会長、綾瀬伊吹。
(主人公いわく) 胸がないかわりに天から抜群の運動神経を与えられた部活ヘルパー、吉住琴子。
 賑やかなメンツに囲まれての毎日は、楽しくもあるし、時に寂しくもあった。
 夏休みを前にして、幹也はさらに再会と新たな出会いを体験する。
 “親友”の愛娘にしてもうひとりの幼なじみでもあった新堂桜。
 インターハイ級の清楚な美少女、野々原雪希。
 幹也の日々はますます華やぐ。
 文化祭へのバンド参加。
 少女たちとの密なつきあい。
 次第に慌ただしさを増していく毎日から、幹也はどんなものを得ていくのだろうか?

===================================================================

全体的にボリューム不足な感じがしました。
起点と終点はハッキリしているが、その過程を少々すっ飛ばし気味です。
そのためか選択肢も妙に少なかったような。

展開は主人公もヒロインもそれぞれ問題を抱えており、それを二人で一緒に解決と言うか、乗り越えていこうといういかにも学園モノという感じです。しかしそれもまた王道。

何月何日という表示がないので時間経過がよくわからない。いまいちノリきれないのはこれのせいでもあるのかも。

<以下ネタばれ>
主人公の心因性聴覚障害には気づけませんでした。いくら読唇術を会得しているからといって通常生活でさも問題もなく過ごせるものなのか。このゲーム最大の疑問点
<ここまで>


 【システム】  【評価】:      70         点

特に問題は感じられない。ただボイスカットは一応できるが個人調整はできない。

スキップ速度にも問題なし。回想もあり、と可もなく不可もなくといった印象です。

ただミュージックリプレイがないのはちょっと、という感じです。


システム(設定、機能) :

Hシーン回想、 CG回想、 エフェクトカット・調整、 メッセージ速度調整、 未読スキップ

 【サウンド】  【評価】:      65         点

その場その場で充分雰囲気にあった楽曲であったと感じます。

特にオープニングのボーカル曲は、メインヒロイン、クリミアの明るいイメージと重なり、好感が持てました。(+10)

ただその曲が、Music Modeで聴くことが出来ないのは不可!(-5)

 【グラフィック】  【評価】:      90         点

Teriosはイラストが美麗で瑞々しく、今作も例に漏れないですね。

Teriosといえば横田守さんだと思っていましたが今回の担当は土代昭治さんだったようです。

CGはよく描かれていると思いますが立ち絵の表情はもう少し増やしてもいいんじゃないかなとは感じました。

えち関係のCGも綺麗ですね。ただもう少し背景を・・・という感じがしましたが。

 【実用関係】  【評価】:      65         点

各キャラ1シーン。だがその1シーンのなかで複数回、という感じです。巨乳好きの方は千歳と伊吹、ロリっぽいの好きな方は桜と琴子。雪希は中間といったところです。

琴子のみアナルプレイあり<ネタばれ>琴音に代わるとき<ここまで>各キャラ1シーンにみというのはプレイする側としては不満です。

シナリオのボリューム不足のしわ寄せがここにも及んでいるのか、とも思えます。

えち関係 :

ふ○ら あ○る らぶらぶ

 【総評】  【評価】:      70         点

各キャラのルートに入ってからの展開が妙に早く、無理やりな感じがあります。

やはり日付表示がないので問題の解決が早いかな。

あとは少々説明不足。問題が起きて、解決するまでの過程がほんのさわり程度な感じしか書いてない。

あとは音楽に関して、不足気味だと思われます。ミュージックリプレイつけて欲しかったです。

Teriosの新作としては少々不出来かな、と思います。「夏色こみゅにけ〜しょん」や「りこりす」がもっと味わい深い作品だっただけに。

まあグラフィックはここのメーカーはかなり力入れてるようなのでいいと思いますけど。ただ、

作品全体的に爽やかな雰囲気なのでウケは悪くないはずです。



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